インターンの話

文系とNAISTの二年間、勉強とか生活とか

この記事でインターンについて触れたところ、詳細を書いて欲しいというコメントがついたので書きます。
会社名とかを出すつもりは無いのでスケジュール感とかの、ざっくりとした話になります。

上の記事では生活費について「僕はM1の夏にインターンで50万くらい稼いだので」という文でインターンに触れてました。
これに反応してコメントをもらったということは、多分どうやって給料が出るインターンを見つけたのかってところが重要なのかも。

ちなみに僕は修士卒で就職していないので、就活バリバリやりたい人向けではないと思います。

追記:2019年のスプレッドシートも出てました。

2019夏のITエンジニアインターンの情報が集まる魔法のスプレッドシート

 

どうやって探したか

結論から言うと、「夏のITエンジニアインターンの情報が集まる魔法のスプレッドシート2017」というスプレットシートでお金がそこそこ出そうな会社を選んで適当に応募しました。
僕は自然言語処理を専門にしているので、

・募集内容に自然言語処理が入ってるところ
・給料が最低でも日給1万円出るところ
・交通費・宿泊費が全額出るところ
・一ヶ月以上インターンできるところ

の四つくらいの観点からインターンを探しました。
生意気な意見ですが、インターンにまともにお金を出さないような企業とは関係を持ちたく無いという理由で、給料が出る会社を選びました。
また、せっかく稼いだお金が宿泊費や交通費に消えるのはモチベーション的にしんどかったので、交通費や宿泊費が出る会社を探しました。
さらにNAISTでは一ヶ月以上インターンをすると単位が出る制度があったので、一ヶ月は最低でもインターンをしたくて最後の条件を入れています。

結果として上記の全てを叶えてくれる会社にたどり着き、応募しました。
正直言ってインターンに行った企業はこのスプレットシートで初めて知りました(すみません)。
応募して面接直前になってやっと、界隈的には名が知れた会社なんだなって気づきました。

ちゃんと応募したのは一社だけでしたが、ありがたいことに採用していただけました。

スケジュール

僕はM1の夏にインターンに行きました。
夏のインターンの募集は5月中頃から5月末までが応募締め切りってところが多い気がします。
ざっくりとしたスケジュールは下記の通りで、順番に書いていきます。

4月初旬 入学
5月初旬 同期がみんなインターンに行くらしいので、自分も行ってみたくなる
5月中旬 インターン探し
5月下旬 インターン応募、資料作成
6月初旬 逆求人イベントでインターン探し
6月中旬 応募したインターンの選考を受ける
6月下旬 インターン採用

学部まではずっと言語学をやってたので、四月に自然言語処理を本格的に初めて、ゴールデンウィーク明けくらいからよちよちとインターンを探し始めて、勢いに任せて五月末に応募しました。
IT業界とか全然わからなかったので、上で紹介したようなスプレットシートがあったのは本当に助かりました。
どういう仕組みで発足したものかわかりませんが、今年も多分出回るんじゃ無いでしょうか。

就職したくなくて修士に来たのにみんなインターンに行くんだという驚きがありましたが、いわゆる理系的にはM1が就活シーズンらしくて、文系出身としてはちょっとしたカルチャーショックを受けたことを覚えています。
みんなインターン探してるし、いい経験になりそうだから自分もインターンしてみよっていう軽いノリで探し始めたのを覚えています。
上述した過程で会社を選んで、書類作って五月末に応募しました。

応募した会社の選考では、自己アピール用の資料の提出と、コーディングテスト、面接が課されました。
自己アピールはA42枚くらいで自由形式だった気がします。
ベンチャーだといろんなところで求められるらしいので、これからインターン探しとか就活する人は早めに作ると楽だと思います。
僕は言語学が好きって話と、自然言語処理で解きたい問題を熱く語った何かを作成しました。

コーディングテストはライブラリ使用禁止で自然言語処理の古典的な技術を実装する内容でした。
言語はpython、ruby、c++から好きなやつを選ぶ形式だったような気がします。あんまり覚えてないです。
企業によって違うと思いますが、pythonをちゃんとやってれば困ることないと思います。

奈良に住んでいて東京の会社を受けたので、面接はappear.inでの電話会議でした。
課題で書いたコードの説明と、インターンでやりたいことについて聞かれました。
僕は面接が苦手では無いので参考にならないかも知れませんが、好きなことは好き、嫌いなことは嫌いと心を開いて話すと、会話が弾みます。
猫をかぶるとお互いに警戒してしまってよくないです。

応募した会社の選考が終わるまで一ヶ月ほどあったので、六月頭に逆求人というイベントにも参加してインターンを探したりしました。
イベントでは学生がブースを持って、企業の人が話を聞きに来てくれる形式でした。
就活イベントがあまりにも肌に合わなさすぎて、このイベント以降就活はして無いです。
働くの向いてないなって気づけたので、重要な経験でした。
表向きには締め切られてるインターンに裏口で応募できたりするので、五月の応募ラッシュを逃した人は六月の就活イベントで無理やりねじ込んでもらうっていう手もあります。

インターンでやったこと

詳しくは書きませんが、研究部分を主にやらせてもらいました。
面接で開発より研究したいって言ったからか分かりませんが、会社として解きたい問題について論文を読んで実装して評価して、使えそうな手法を探すみたいなことをやってました。

pythonでしたが、結構ばりばりコード書いて僕は楽しかったです。
研究用のコードを書く体力はインターンで培われたと思います。
ただ、もっと開発寄りのコードを書かせてもらえば良かったなと後悔もしてます。
ちゃんと製品に組み込めるようなコードを残せなかったのが心残り。

企業で研究開発してる技術者はすごく強いんだなって思えたし、そういう人に囲まれてインターンで来たのは最高でした。
自分のいる研究室とは違う風が流れているのを体感できたりするので、インターンはおすすめです。

まとめ

書いてみたけどあんまり中身なかったです。

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