2022/01/10-01/16

国内学会の論文締め切りがあった。
といっても、僕の論文は先週頭には出来上がって微修正を残すだけだったので、共著論文にコメントをつけたりしていた。
個人的には論文締め切りの二週間くらい前に初稿を書き上げて、一週間前には修正を完了して投稿するくらいの余裕があったほうが精神的に楽。
というのも、過去に締め切りぎりぎりで論文を書き上げて、投稿後にミスを見つけるみたいなのを何度かやらかしているため。
僕は期限が近づけば近づくほど人よりも焦ってパニックになるタイプなので、締め切り直前には極力修正をしないようにしてる。

とはいえ、論文執筆は結構精神力を使う作業なので、人によって執筆スタイルは異なると思う。
Twitterとかを眺めてると、締め切り前日とかにエンジン全開で執筆してる人もいてすごいなあと思う。
締め切りに追われる形で執筆するの、命を燃やしてる感覚や生の実感があって気持ち良いのはよくわかるんだけど、癖になるタイプの自傷行為だと思ってるからnot for meってかんじ。
今回は全然問題なかったけど、自分とは違うスタイル(つまりギリギリに頑張るタイプ)の人が主著で自分が共著とかだと、結構しんどかったりする。
全人類、出来る限りでいいから時間にゆとりをもって行動してほしい。

この論文とは別に、国際学会に出してる論文の査読が戻ってきた。
過去に一回査読を受けていて、今回は改訂版論文を再投稿したものへの査読。
改定論文なので、過去の査読で問題点として挙げられてる部分に全部対応してたんだけど、査読者の一人が全く改訂版論文を読んでおらず、前回の査読内容をコピペしてくる暴挙に出ていた。
さすがに査読ポリシー違反なので、編集委員にクレームを入れた。
こっちも結構頑張って論文を修正してるので、こういう雑な査読されるとなかなか大きめのため息が出る。
もう誰にも何も期待してないので腹が立ったりはしないけど、頼むから真面目に仕事してくれ~~~という気持ちは大きい。
全く仕事をしない査読者はたまにいて、こういうのを見るたびにちゃんとコメントを書いてくれてる査読者LOVE…となる。
歳を取って忙しくなると査読に時間を割けなくなるとは思うんだけど、僕もできるかぎり ちゃんと査読コメント書いて、こういう雑な仕事をする大人にはならないようにしたい。
ちなみにクレームは無視されるかと思ってたけど、以外にもすぐに編集者から対応完了のメールが戻ってきた。
こういう細かい対応の良さが組織への信頼につながるよね。

トンガの噴火の影響で津波が起きた。
といっても僕は海から少し離れた場所に住んでるので、被害範囲ではない。
どちらかというと、夜中に携帯が何度も警報を鳴らしてたほうがしんどかった。
調べてみると神奈川だけの現象で、ちゃんと設定してくれ~~~というお気持ち。
まあ警報とか注意報は鳴らないより鳴ったほうが良いので、少し多めに鳴らす分には良いんだけどさ。
二時くらいに五回目くらいの警報が鳴ったあたりで、設定ミスってるっぽいなと気付いたので携帯の電源を切った(テレビで津波の観測情報が更新されるたびに警報が鳴ってたので、まあ設定ミスだろうなとあたりをつけた)。
朝までに巨大地震が起きたら地震速報が受け取れなくてやばいな、とは思ったけど、さすがに眠いし電源を切らざるを得なかった。
今日のニュースを見てると、何らかの対応をしてくれてるっぽいので今後は大丈夫だと信じてる。

年始あたりからずーっと気分が落ち込み気味。
というか、朝起きてエンジンがかからないまま夜になる、みたいなのがずっと続いてる。
いつもは遅くても昼過ぎにはエンジンがかかって仕事やるぞ~~!となるんだけど、その波がこないまま日が落ちる。
最終審査・卒業・就職と年度の境にビッグイベントがあるので、そこに向かって不安を抱えてるような気もする。
というか、たぶん月末にある最終審査に対する漠然とした不安がずっと心を支配してるんだとは思う。
一方で、そこに原因が無いような気もしてて、もし最終審査後にも気分が回復しなかったらいよいよ病院かなあ、という気持ち。
もとから躁鬱リズムがやんわりあるのは自覚してて、ちょっと深めの谷に入ったなという感覚。
まあ別に最低限の仕事はこなしてるし、精神的なスランプに陥ってるだけかもしれない。よくわからない。風邪をひいてるだけかもしれない。

それはそれとして、就職前の二か月くらいは、自分の体とちゃんと向き合う期間にしようかなと思ってる。
結局親知らずも抜いてないし、最終審査が終わったらさっさと歯医者にも行こう。

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