UAEでは8月中頃から新学期がスタートしていたけど、9月からは日本でも徐々に大学が動き始めて、いろいろな日本との打ち合わせが復活してきた。
日本の方々と打ち合わせをするときは、できるだけ日本時間の午後でお願いしているんだけど、大きめのプロジェクトとかだと難しい。
自分一人のわがままを通してもらうわけには行かないし、仕方ないのでこちらが早朝に起きることでなんとか食らいついてる。
これがこっちの時間で朝六時から打ち合わせと書かならまだいいんだけど、もっと早くなるとさすがに厳しい。
先週末から爪を白く塗っているんだけど、これが結構テンションが上がる。
手元に明るい色がついてると、なんとなく普段とは違う感じがして、ワクワクする。
あと、キーボード叩いたりして指が動いていると、その動きが目立って頑張ってる感もマシマシになる。
いろんな色を試してみて、どれが一番テンションが上がるか調べてみたいな。
近所のEtihad Arenaでハリー・ポッターのシネマオーケストラコンサートがあったので、日本人の同僚たちと行ってきた。
このイベントは二ヶ月くらい前からずっと楽しみにしていて、予習も兼ねてハリーポッターの映画を全部見るくらい熱を入れてた。
当日の会場はハリーポッターのファンたちが集まる面白い空間で、シネマオーケストラといえど、一種の応援上映みたいになっていた。
みんな推しのキャラクターや寮があるみたいで、例えばハーマイオニーが最初に出てきたシーンで歓声が上がったり、組分け帽子が寮を割り振るたびに歓声が上がったり、とてもよい空間だった。
当然、これが初めて見る映画とかだったらうるさくてストレスだけど、今回は賢者の石だったので、内容も覚えてるし、歓声が上がる理由もよく分かるので、自分も(声は出さなかったけど)彼らの熱気を一緒に楽しんでいた。
シネマオーケストラって、映像に合わせて演奏するわけで、どうやって音と映像をあわせているんだろう?とずっと疑問に思っていた。
今回座った席は指揮者の譜面がちょうど見える席だったんだけど、そのカラクリが理解できた。
指揮者は譜面と一緒に映像を見ていて、しかもその映像上には、演奏する曲の拍を表すマークみたいなのがチカチカと点滅してて、それに合わせて指揮をしているみたい。
その仕組に気づいてからは、映像+演奏だけじゃなくて、指揮者の手元の画面も一緒に覗き込みながら楽しむ事ができた。
こういう仕掛けを体感できるのも、現地のイベントに参加する楽しみだよね。
開演前には、ハリー・ポッターのファンだという人に話しかけられて「あなたはどの寮が好き?」と問いかけられたりして、とても良かった。
自分自身は熱烈なファンというわけではないけど、賢者の石は何度も見返したし、彼らと一緒に楽しめるだけの素地は合ったと信じている。
皆既月食をみた。
日本でも皆既月食だ〜とSNSで話題になっていて、こちらもちょうど夜だったので、見ることができた。
実はSNSを見るまで皆既月食だとは気づいてなかったので、今回ちゃんと見れたのはラッキーだった。
ふと空を見上げたとき、なんか数日前より随分と月が欠けてるな?と思ったんだけど、まさかそれが皆既月食だったとは。
こうしちゃいられねえ!と家から出て、しっかりと月が見える場所に行くと、すでに何組か先客がいて、みんな各々ベンチに座ったりして月を眺めていた。
皆既月食をちゃんと見るのなんていつぶりだろう。
小学生だか中学生だか、実家にいるときにベランダから眺めた記憶はあるんだけど、それくらいかもしれない。
まさか、その次にちゃんと見る月食がアラブの地から眺めるものになるとは思ってもなかった。
次の月食はどこで見ているんだろうか。
9月になったので、アブダビマラソンに向けてランニングを始めた。
まずは2kmをちゃんと走れるような状態に持っていって、じっくりと体力と筋力を戻していきたい。