2025/11/17-11/23

カービィのエアライダーを買った。
画面の速度に全くついていけなくて、老いを感じた。

小学生の頃に友達の家にエアライドがあって、四分割の画面で遊んだよな〜という記憶が強い。
あのときはシティトライアルのスピード感とわちゃわちゃ感を楽しめていたけど、30歳になって改めてやる後継作は「ついていけん」の一言に尽きる。
シティトライアルとか、マジで何が起きてるかわからないまま五分が終わる。
とりあえずアイテムとか取ればいいんだっけ?と動き回ってると、どんどんマシンの性能が上がっていって、操作不能なじゃじゃ馬が出来上がる。
自分のマシンも操作不能な上に、動体視力も衰えているので、敵マシンが通り過ぎたときも「何か影のようなものが通り過ぎた…」くらいの反応しかできない。
これは小学生くらいエネルギーが有り余ってるか、酒を飲んでなにをしてもゲラゲラ笑えるタイミングじゃないと楽しみにくいかもしれん。
とりあえず、このゲームを所有していることに(パーティゲームとしての)意味があるので、誰かと遊ぶときにでも出してみよう。

エアライダーにおげげげとなって、かわりにドラクエ1/2のリメイクをやっている。
ドラクエ1は何回かプレイしたことがあって、直近だとスマホでのリメイクもやった記憶がある。
ただ、何度もプレイした記憶だけ残ってて、細かいところは全然覚えてないんだよな。
今回はオリジナルで描かれていないストーリー面を強く補強してるリメイクっぽくて、あ〜たしかに勇者はこういうストーリーの中で魔王を倒しに行ったのかもなあ〜と思わされるところが多くてよかった。
一方で、いろんなストーリーが入ってきたせいで過去のドラクエ1の体験とのアラインメントが取れなくて、記憶と手元でプレイしてるゲームの間のギャップに???となることもあった。
まあ、総じてとても面白いゲームだと思っている。

うちの分野で論文を書くときは、複数人(例えば筆頭著者+メンター+研究室のボスみたいな組み合わせ)で書くことが多い。
でも、たまに一人で論文書きたいな〜という気持ちになることがある。
誰にも助言を貰わない状況で、自分の予算を使って、自分ひとりで査読に通すというのは、とても実りのある仕事だと思っている。
個人的には、こういう単著で論文を書くのは、ある種の力試しとして定期的にやるのがいいんじゃないかと思っている。
最近、一人で書いてた論文の査読が戻ってきて、まあまあ悪くない結果だった。
もうちょっと直せばちゃんと学会で発表できそうだし、このままちまちまと仕事の合間を縫って修正していこうと思う。
自分が思い描いた研究内容を、自分で形にして、それを査読者にも肯定してもらえるというのは、とてもやりがいがある。

うちの大学にサマーインターンで来ていた学生から、推薦書を書いてくれと依頼された。
締切も近づいてきたので書いていたんだけど、改ためてインターン中のことを振り返ると、本当に学生みんな優秀だったなあと思う。
知識のレベルで言えば、日本の学生も同じくらいだと思うんだけど、コミュニケーション能力とか、チームを作ってガンガン進めていく力とか、複数人で研究する分野で特にありがたい対人スキルがとても高いような気がした。
もちろん、出身国とか性格とかで大まかな内向性とか外向性は変わるんだけど、どんなに内向的な学生でも、しっかりとチーム内で貢献するために発言しまくっていたので、ただただすごいなあと眺めているだけだった。
逆に言えば、こういう物怖じせずに発言していく姿勢だけ身につけてしまえば、日本の学生も海外のインターンとかで活躍できるとも思った。
経済的にも心理的にも、日本から外に出ていくというのはハードルが高いし、過去の自分も結局学生のうちに海外には出なかったので、偉そうなことは何も言えないけど、もし少しでも興味があるなら、海外留学のチャンスに手を挙げてみるところから始めてみるのもいいんじゃないかなと思う。

学部生の頃、「海外に行くほど経験値が溜まる」みたいなことを言ってる、実家が太い同級生がいた。
当時は金持ちに対する僻みもあって、こういう意見を飲み込めていなかった。
今となっては、ここで斜に構えずに留学支援とかのチャンスを探して手を挙げてみればよかったな〜とも思う。
まあ、当時はあまり海外に出ることに対して前向きではなかったから、タラレバの話に放ってしまうんだけどね。
出羽守みたいになってしまうけど、海外でも案外どうにかなるぞという自信をつけるのは、できるだけ早いタイミングのほうが良いような気がしている。

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