先週から、土日はしっかり休んで仕事(研究関係の作業)をしないように心がけてる。
ある程度卒業要件とかを満たすめどが立ったので、スケジュール的にも、心理的にも、やっと休んでも許されるかなという気持ちになってきた。
先週の土日は、しっかり土日に休むという行動が久しぶりすぎて、なんとなくそわそわしてたけど、今週はかなりしっかり休めたと思う。
今週積み残した作業は全部来週の自分にまかせて、休日は掃除したり、楽器を弾いたりして心の調整に使ってもいいんだ、という気持ちが出てきた。
これまではだいたい週7で作業してたので、単純計算で作業時間がこれまでの5/7になってる。
そのせいで、今まで一週間で見積もってた作業に一週間ちょっとかかったりして計画の見直しが発生したりしてるけど、これはそのうち慣れると思う。
いまは仕事を詰めすぎて心が折れないようにする方が大事。
そういえば、仕事をしながら音楽とか絵をかいてネットに公開してる人って、なんでそんなに時間が取れるんだろうと思ってた。
最近こうやって休日を自分のために使うようにすると、意識次第でちゃんと趣味の時間が取れるんだなと気付いた。
時間と心を立て直して、ここ数年手が付けられていなかった音楽を、もうちょっとちゃんとやりたいなと思ってる。
ワークライフバランスを考えながら、残りの学生生活を走り抜けたい。
(学生でワークライフバランスを考えるの、博士課程に特徴的という感じがする。)
先週、バイクのリアウィンカーを蹴り飛ばして壊しちゃって、接着剤で応急処置をする事件があった。
壊れた個所が、なんかゴムみたいな、プラスチックみたいな、ぶよぶよした今一つ素材が分からないパーツで、とりあえずウレタン系の接着剤を使ってみたんだけど、一週間で取れてしまった。
また材質に合った接着剤を探すとか、新しいパーツを取り寄せて自分で付け替えるとかいろいろ考えた結果、すべてが面倒くさくなってバイク屋に修理に出すことにした。
もっと広い駐車場があって、機械いじりに向かう根気があれば自分で修理しても良かったんだけど、そこまで気が乗らなかった。
命を預ける乗り物だし、もうそのへんはプロに任せた方が安心だし安全だし間違いが起きる確率もはるかに低い。
しかし分かってはいたけど、バイクに乗り出すと結構お金がかかるんだよな。
趣味性の高い乗り物というのは本当にその通り。
所属してる研究室では、週に一回論文紹介ゼミがあって、所属メンバーがローテーションで発表をしてる。
B4で初めて研究室に配属された学生は、いきなり論文を読んで紹介するのが難しいので、この時期に博士課程以上のメンバーがいったんメンターになって、論文を読むところからスライドにして発表するまでを指導してる。
で、今週は論文紹介の順番が自分に回ってきてたんだけど、B4にスライドづくりとか発表とかの指導をしてる手前、雑なスライドを作れなくて結構プレッシャーが高かった。
見てて、聞いてて分かりやすくて、かつ楽しくて飽きないスライドを作りたいけど、常に満足が行くスライドが作れるわけでもない。
今回はまあ及第点くらいかな~くらいの出来だったけど、ほかの人にはどう映ってたんだろうか。
発表そのものに対してレビューをもらうことはほとんどないので、たまにはそういう会があってもいいよなとも思う。
論文紹介のメンターとか、後輩がやってる研究とか、査読とか、最近は誰かの何かをレビューしてる時間が結構多い。
自分のことだけを考えていればいい時期は徐々に終わりに近づいていて、ここからは自分のことも、自分が関わってる周りの人たちのことも、分野のことも、いろいろ考えながら仕事をしないといけない。そんな時期の入り口に立ってる気分。
責任と歳を同時に感じる。
自分が所属してる分野では、論文を国際会議経由で公開するほかに、arXivっていうサイトに自分でアップロードする文化がある。
いわゆる野生の論文を公開する、質が保証されてない雑多なサイトなんだけど、いち早く情報発信ができるというメリットがあるので、みんな論文を投稿したり、読んだりしてる。
実はいままでarXivに論文を載せたことが無かったので、今回採択された論文をアップロードしてみた。
学会経由で公開されるのを待つと、採択から数か月のタイムラグが発生するんだけど、arXivに載せてしまうとそのタイムラグがほとんどなくて良い。
発展の流れが速い情報系分野だと、数か月前の技術がすでに古臭いものになってたりするので、この数か月を待たずに論文を公開できるのは大きい。
今後も積極的に使っていこうと思う。
ここ半年くらい、毎週土曜日の夜にマクドナルドをあほみたいな量で買ってきて、ドカ食いしてる。
これが大人のメンタルケアだ!みたいな気分でもしょもしょポテトを食べたりしてるけど、土日休みをしっかり続けてればそのうち収まる症状なんだろうか。
経過観察中。