最近投稿した国際会議の査読がたっぷりと割り当てられたので、ひたすら査読をしている。
といっても、明らかに時間不足でがちゃがちゃな論文も回ってきてるので、しっかりと読まないといけないのは半分くらいかな。
実験メモみたいな原稿が回ってくると、自由に論文を投稿できるのはとても良いことだなあと思う。
もちろん、指導教員はしっかりしてくれとも同時に思うんだけど(ただ、蓋を開けてみると企業から出てる論文だったりして、おいおいと思うこともよくある)。
初めて査読をしたときは、Secondary Reviewerとして一本だけ任せてもらったんだけど、そのときは二日くらいかけてレビューを書いていた。
今となっては、早くて一時間ちょっとくらいでレビューを片付けることもあって、慣れてきてしまったなあと思う。
当然、さっさとレビューが終わるのは明確に問題があるときで、大体はもっと時間をかけてレビューを書いている。
イスラム圏ではラマダンが始まった。
街のいたるところにRamadan KareemとかRamadan Mubarakとか書いてある装飾が飾られていて、こうやってお祝い気分で盛り上げつつ断食を乗り切ってるのかな〜と興味深く観察してる。
もちろん勤務先の大学にもムスリムの人達が多いので、いつもに比べると水とかコーヒーの減りが少ない。
ムスリムじゃなくても、なんとなくムスリムに配慮して、彼らの前では水を飲まないように気を使ってしまう。
彼らとしては、別に俺らがやってるだけで、他の人達に強制はいないよ〜という感じらしいんだけど、まあ、水はちょっと飲みづらい。
ただ、アブダビはムスリム以外もたくさん住んでいるので、ラマダンだろうが普通にレストランは昼から開いている。
スーパーでもふつうにお惣菜を買えたりするので、ラマダン中だからといって特別困ることは無い。
ムスリムが多い事務方とかは午後二時くらいにしまってしまったり、ムスリムたちが午後になると目に見えて疲れていて話しかけづらかったり、そこに配慮を回しておけば生活に不自由はない。
同僚のムスリムからは、おまえも一日だけでいいから断食を体験してみろと勧められているんだけど、やだな〜という気持ちが強い。
食べれないだけならいいんだけど、水が飲めないのがかなりしんどいと思う。
水が飲めないと頭が痛くなるし、ちょっと体質的にやりたくない。
食事を食べないだけとかは、普段から夜に一食だけ食べるみたいな日もあるから、ある程度想像がつくんだけど。
やっぱ海外で体調不良にはなりたくないのよ。
ラマダン期間中だからか、家のお隣の部屋は夜になるとやたらうるさくなる。
夜は断食とかの禁欲期間が終わるので、家族で騒いだりしているんだろうか。
日中の外は明らかにムスリムっぽい見た目の人たちがいないし、ずっと家にこもってるのかな。
まだよくわかってない。
結婚式がある関係で、四月に日本に戻る。
その後、四月末から出張でアメリカに行く必要があるので、日本から直接アメリカに行くか、一度アブダビに戻ってからアメリカに行くか考えていた。
結局、今回は日本からアブダビへ移動する荷物が多い気がするので、アブダビに一度寄ってからアメリカに行くことにした。
アブダビで一泊して、そのままアメリカに移動。
一日挟んで合計35時間くらい飛行機の移動に使うのは体力を随分と消耗しそう。
大丈夫だろうか。
ちょうど出発時期がラマダン明けの休日だからか、飛行機がとんでもなく高くてびっくりした。
いつもの1.5倍くらいの値段だった。
ただでさえ結婚式でとんでもない額が飛んでいくので、できるだけ節約したい。
今回は、昨年がんばってためたマイルを放出して、少しだけ出費を抑えることにした。
それでも20万円くらい飛んでいっているので遺憾。
まあ、それはそれとして、あとちょっとで日本食にありつけると思うと嬉しい。
最近どうしても生卵と肉の組み合わせを食べたくて、早くすき焼きとかをもりもり消費したい。