2025/03/17-03/23

いろいろな締切が重なっていて、とんでもなく忙しい一週間だった。
国際会議の査読は一ヶ月8本くらいが仕事を邪魔せず、かつまともなクオリティでレビューを書ける限界なんじゃないかなと痛感した。
今回は1ヶ月無いくらいの期間に12本ねじ込まれたんだけど、あんまり良いレビューができなかったなあと思っている。
なんか、いかにして粗探しをして、それをつついてレビューを終わらせるか、みたいなところに目的が移ってしまっているような気がした。
よくない。

結婚式まで一ヶ月を切った。
招待状まわりの処理もありがたいことに完了して、あとは司会の内容とか、細かいところを詰めていく段階。
いろんなシーンでのBGMとかも細かく指定できるみたいなんだけど、もうなんかいい感じに選んでおいてくれという気持ちが強い。
ある程度の方向性とかは指定したいんだけど、あまりにも細かい部分はいい感じになんとかしといてくださいと丸投げしたい。
プランナーさんは結構このあたりの気持ちを上手く汲んでくれているんだけど、BGM担当の音響さんはあんまり話が通じていなくて、もうちょっとよしなにやってくれというお気持ち。
難しい。

結婚式ではプロフィールムービーを流すんだけど、これを自分たちで作ることにした。
せっかくだから音楽も自分で作れないかなと思って作業してみてるけど、そもそも音楽を作るのが一年ぶりとかで勘が冴えていない。
アブダビに移住してからPC環境もガラッと変わったので、DTMを入れ直すところからで、随分と時間がかかった。
以前はWindowsマシンだったのが、MacBookになっていて、いろいろとわちゃわちゃしている。
ただ、音楽制作とかはMacでやるのが良いという印象があって、確かにMacでCubaseを使うと、ASIO周りの処理がうまいこと行っていて使いやすい気がする。

プロフィールムービーでは、生まれてからの写真を流す必要があるので、写真を色々と眺めていた。
年末年始に実家にお願いして、実家のHDDに保存してあった写真をクラウドに移動してもらっている。
おかげで随分と楽に写真を選別することができた、感謝。

小学生時代の写真とか見てると、あ〜〜そういえばこんな場所あったなあとか、あ〜〜こんなクラスメイトいたなあとか、いろいろ思い出せて良い。
中学生あたりになると随分と自分の顔ができてきていて、絶妙にバツの悪い思いをしながら過去と対峙しないといけない。
あんまり昔のことを振り返るのが得意ではないので、こういう作業はお酒をのみながらじゃないとできない。
ここ数年くらいの記憶だけを持って、刹那的に生きている方が気が楽なんだけど、こういう人生のイベントごとがあるときにはどうしても過去を見つめないといけない。

日曜日で30歳になった。
早生まれなので同期の中では随分遅いほうだけど、やっと自分も30の大台に乗った。
20代前半は、なんとなく人生の終わりが30位にあるんじゃないかという気持ちで生きていて、その先の人生についてあんまり考えられていなかった。
で、実際に30になってどうかというと、やっぱりこの先の人生について考えようにも何もわからない。
もう人生で発生する様々なイベントに身を任せて、自然にたゆたっていくしかできないんじゃないか。
10年前は自分の人生のすべてを自分でコントロールできるみたいな青臭い考え方をしていたのが、10年経って多少諦めがついたんだと思う。
あとは、いかにうまいこと乗る流れを選んで、うまいことマシな陸地に着岸するか、というかんじ。

今後ともどうぞよろしくおねがいします。

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