論文の採択通知があった。
主著で二本投稿していたけど、本会議は両方とも不採択だった。
一本は本会議不採択の中から選ばれる論文集という不思議な区分に採択されたので、一応査読付き業績としてカウントできるようになった。
今回から新しくできた区分で今後どう評価されるのかが謎だし、ここに採択されるということは本会議には落ちてることが自明なのでとても複雑な気分。
ただ、ここで変にプライドを高く持って権威ある国際学会に出し直し続けるのは精神に悪いので、今回はそういう縁だったと割り切って受け入れようと思う。
結構面白いネタだったから本会議に通ると思ってただけに悔しさはあるけど、まあそういうこともあるのが研究だよね。
続きのネタは絶対に本会議に通すぞ。
査読結果に一喜一憂することはあるけど、レビューを見てめちゃくちゃ落ち込むとか、そういうことはなくなった。
慣れないうちは理解されないことに対してショックを受けていたけど、最近はそっかーウケないかぁみたいなメンタルになってきた。
それでも、自信があったネタが不採択で一日くらい腐ってた。
それでもいいじゃない、人間だもの。
kindle unlimitedに加入してみた。
これまでの人生は小説にほぼ縁がなかったんだけど、最近ふと物語を読みたくなった。
過去に売れてた本を雑に読みたいだけなので、こういうサブスクリプションで丁度良い。
あと、大好きな四コマ漫画であるところのかりあげくんが全巻読めるのも大きい。
ずっと読みたかった「アルジャーノンに花束を」を読んだ。
三年前くらいからずっと読みたいなと思いつつ、でも小説は読みたくないという気持ちに負けて読んでいなかった。
感想としては、博士課程学生の今読むのがいいタイミングだったと思う。
小説やドラマ、映画が苦手な理由は明確で、物語を脳に入力するコストが人よりも大きく感じてしまうのが原因。
父親がずっとまんがタウンという月刊誌を買っていたこともあって、小学生のころからずっと四コマ漫画を読んで育ってきた。
四コマ漫画は重苦しいストーリーやしんどい展開、覚えてないといけないことが少ないので気楽に読める(きらら系統のストーリー物は別)。
かりあげくんみたいな、どこから読んでもどこでやめても良い気楽な関係がよい。
長い自粛期間を経て、久しぶりに研究室に行った。
やっぱり作業環境を自宅の外に移すと進捗が出るので、週一でもいいので顔を出したい。
研究室内のミーティングはすべてリモートになっているので、通学すると研究室から隣の部屋の教員とリモートで通話することになる。
それはなんか二度手間という感じがするけど、まあ仕方のない事なのかな。