ここのところずっと背中が痛くて、ついに病院に行った。
普段の生活は別に大丈夫なんだけど、車に乗ったときとか、椅子に座ったときとか、背中がぐっと押されると痛かった。
肋骨が折れてるとか内臓の病気とかなんじゃないかと思ったんだけど、結局そんなことはないっぽかった。
X線とか撮ってもらったけど、肋骨というよりは背骨がやや湾曲してますねえという感じ。
一応診断としては慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)というやつらしい。
3月末くらいに腰がめっちゃ痛かった時があって、その時からずっと患部をかばうように背中に力を入れてたみたいで、筋肉が緊張状態のままで痛みにつながってるんじゃないの〜という感じだった。
とりあえずビタミン注射とジクロフェナクを筋肉注射しますわ〜とサラッと言われて、おしりにブシュッと注射された。
物心ついてから尻に注射されたのは初めてなんだけど、あまりにも痛くて最悪だった。
ずっと尻が攣ってるような感じで、小股でちょぼちょぼ歩くお兄さんになっていた。
ただ、その痛みに上書きされたのか、一応医者に診断を受けて心が落ち着いたのか、背中の痛みは随分と良くなった。
その後も何回か病院にかよって電気マッサージとかの治療を受けていて、今はかなり調子が良い。
驚くべきことに、この追加の治療が無料なんだよね。
保険適用だから無料なのか、国としてそういう仕組なのか、ちょっとわからないんだけど、とてもありがたい。
ところで、この国で病院にかかると、とんでもない量の薬が処方される。
日本みたいに飲むぶんだけきっちり処方されるんじゃなくて、全部の薬を箱単位で買わされる。
で、お薬手帳みたいなやつで何日分だけ飲めと指示をもらう感じ。
なんか薬だけで8千円とか取られると、なかなかやってくれるじゃんという気持ちになる。
まあ筋弛緩薬とかは明らかに効いてる感じがあるので、ありがたいんだけども。
あと、血液検査とかX線とか、診断結果とか、全部の情報がマイナンバーカードみたいなやつに紐づいたアプリに送られてきて、自分で確認できるようになっている。
このあたりも、とても良いシステムだと思ってる。
日本のマイナンバーカードも、最終的にはこういう運用まで持っていけるといいですね。
血液検査をするときに、断食してないよね?と質問された。
ちゃんと食べてるかどうか(あるいは場合によっては食事制限をしているか)を確認するのはあると思うんだけど、なんとなくイスラム圏だなあという感じだった。
確かにちょっと前にラマダンがあって、人によっては繰越で断食をしてる人もいるかも知れないし、そういう確認は大事だよね。
あと、なんでこの国の人は採血のときに一番太い血管に針を刺すんだ。
毎回腕が痺れてしまってしんどいんだわ。
後で調べてみたら、どうやら日本の資料だと、この血管はしびれが出るかもしれないので避ける、みたいなことが書いてあった。
こっちでも避けてくれ。
先週友人におすすめしてもらった都市伝説解体センターというゲームをやった。
ちょうどよいボリューム感、難易度、満足感でとても良かった。
キャラもみんな魅力的だし、これくらいの軽さのゲームが一番気楽にプレイできて良い。
UAEでは今週の木〜日が祝日だった。
多少稼働を落としてはいたけど、まあ普通に仕事はしていた。
学生とかは夏休みだし、全然遊びに行ってくれていいんだけど、我々研究員は別に祝日だろうが月曜から金曜は普通に仕事。
(大学の事務とかはもちろん止まってる)
博士課程のときよりは随分落ち着いた仕事の仕方をしてるけど、やっぱり未だに月月火水木金金の感じが自分の中に残っている。
とはいえ、会社員をやってたときよりは充実しているし、楽しく仕事をしているので別に良い。
それなりに家ではだらだらしてるしね。
Family Visa関連の処理は無事進んでいるらしい。
あとは書類を一つ受け取れば、妻にアブダビに来てもらう体制が整う。
部屋を片付けないとなあ。