2020/07/06-07/12

コロナの影響でオンライン開催になった国際学会に聴講で参加してた。
物理開催だと同じ時間に走ってるセッションに参加できないとか、質問がしづらいとか、もどかしい気持ちになることがある。
一方でオンライン開催だと事前に録画された動画を見てチャットで質問したりできるので気楽で良い。
運営側がオンライン開催の場をしっかり整備していたので、かなり見やすくて満足度が高い。
ただ物理開催に比べて「学会だから通常業務が進まなくても仕方ないよね」という自分へのエクスキューズがしづらいというが問題点。
物理開催だとそもそも日本にいないので仕事なんて進んだもんじゃないんだけど、オンラインだと日常業務ができてしまう。
すると、通常運転の中に国際学会がねじ込まれる形になるのでどうしても中途半端になってしまった。
これは自分の時間管理とモチベーション管理がへたくそだったので反省しないといけない。

古めのボカロ曲がTwitterで話題になっていた。
何かなと思ったら、テレビでボカロ曲を振り返るみたいな特集が組まれてたらしい。
僕にとってはあの未来的だった初音ミクすら、今となっては懐かしいと思う対象になってしまったので、久しぶりに昔の曲を聴いてワクワクを感じていた。
特集で紹介された曲のランキングに、Calc.という曲が入ってた。
むかし別のブログでボカロ曲の採譜をしていて、この曲を採譜した記憶があったので辿ってみると、大学受験が終わってすぐ採譜した曲だった。
記憶と記録が正しければ、僕はこの曲を最後に採譜をやめている。
採譜はバンドソングを作るための勉強として高校生の頃にやってたもので、大学生になるし次は曲を作るぞと意気込んで辞めたんだと思う。
採譜は曲の構成を捉える勉強としてはとてもいい経験だったので、ぜひおすすめしたい音楽の勉強方法(野良的で泥臭いけれど)。

中国人が公開している中国語のデータを使いたかったんだけど、データのアップロード場所が百度のクラウド(百度网盘)でとても困った。
百度网盘はダウンロードするためにユーザー登録が必要なんだけど、今は情勢のあれやこれやで海外から百度に登録できない。
少し古めのデータなので公開してくれている人にも連絡が取れず、ほぼ詰みという状態だった。
結局、最近日本にやってきた中国人の方にお願いして代わりにデータをダウンロードしてもらった。
ある国に固有の問題が発生した時、その国の出身者が近くにいるととても心強い。
中国出身でも、しばらく国外にいると百度のアカウントが失効したりするみたいで、中国国外にいる中国人は本当に大変そうだなと思ってしまった。

学部時代の友人ふたりと会って、お酒を飲みながらいろいろ語るやつをした。
ひとりは言語学の大学院生、もう一人はコンサルの社会人。
それぞれが好き勝手に人生を楽しんでいて、その話を聞くのはとても良い。
先週会った高校時代の友人と比べると、比較的自分から離れていない人生を送っているので踏み込んだ話を聞きやすい。

言語学の大学院生は僕の学部時代のゼミの同期で、はちゃめちゃに頭が良い。
この夏からアメリカの大学で博士を目指すようで、いつか共著で面白い研究ができたらいいねと話している。
僕は言語学から一歩外れてしまったけど、研究のモチベーションは言語学にあると自負している。
普段は工学屋さんとしてキラキラしたことを述べているけど、たまにはこういう抽象的で哲学的な言語の構造についての話ができると、自分の気持ちを整理できて良い。

社会人の友人と、博士を取って大学教員を目指す友人。
僕は博士を取って社会人を目指す人間なので、この二人のちょうど中間くらいに位置している。
大学に残るのか、社会人になるのか、今ならまだ未来が選べるという状態だからこそ、二人の話を聞いて心が大きく揺れるのを感じた。
たぶん社会人になるために就活をするんだけど、その中でアカデミアに残りたい気持ちをどうやって処理するかは課題になると思う。

美味しくておしゃれなレストランに行った。
コロナの感染者がガンガン増えているので気が引けたけど、たまには高いご飯を食べないとモチベーションが上がらない。
僕は食にお金をかけてもいいと思ってるタイプなので、食を自分へのご褒美にすることが多い。
今回も今年前半の自分に対するご褒美という感じなので満足した。
前半戦は終盤だらけてしまったので、後半戦は気合入れ直してがんばりましょう。

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