木曜日が祝日だったので、金曜日に有休をとって四連休にした。
すでに今年が半分終わってるのに、有休を1/4しか消化できていない。
よく社会人のみなさんが有休が消化できないみたいなことを言ってるのを聞いていたけど、その意味が分かってきた。
有給取りますと宣言すると、誰も自分に連絡できなくなるので、そうなってもいいように調整するのがやや面倒。
今週末の連休を使って祖父母家に行く予定だったんだけど、同行予定だった妹がコロナに倒れたためにキャンセルになってしまった。
祖父母はともに結構高齢で、いけるうちに行っておけると良かったんだけど、コロナを持ち込んで壊滅させてしまう方が恐ろしい。
妹はワクチンをしっかり打ってるので、結構軽めの症状で済んだらしい。
身内でコロナ陽性者が出たのは初めてなので、他人事じゃないんだなあと改めて思った。
ちなみに僕は実家暮らしではないので、濃厚接触者ではない。
今週末は北陸でのんびりするつもりだったので、突然予定が無くなって消化不良になりそうだった。
そこで、急遽小田原の温泉宿を予約して、弾丸旅行に行くことにした。
寒くなる前にバイクでちょっとだけ遠出したかったので、ちょうど良いタイミング。
行きは下道でだらだらと国道を南下していって、芦ノ湖とか箱根あたりの山道をうろうろしてた。
神奈川に住んでいるうちに小田原城に行きたいと思ってたので、このタイミングで見に行ってきた。
お城としての魅力は正直あまり感じられなかったんだけど、天守内の展示物はすごく面白かった。
数百年前の道具を前にすると、これを実際に使ってた人がいたのか～と思いを馳せることができるのでとても良い。
あと、外郎売で出てくる固有名詞の元ネタが色々と分かって楽しかった。
常盤木門SAMURAI館というところには、ブラタモリでタモリさんが実際に使用した兜が展示されてたりして、ブラタモリ大好きマンとしては嬉しい内容だった。
小田原城がある城址公園には郷土文化館という建物があって、無料で入れる。
ここは博物館よりも雑多に発掘品が展示されていて、かなり近い距離でいろんな歴史的物品を見ることができる。
正直なところ、この郷土文化館が一番楽しかった。
泊った宿はこじんまりした昔ながらの宿で、まさに田舎の祖父母家に帰った感いっぱいだった。
後から知ったんだけど、ここのオーナーがバイク好きらしく、バイクで行くともれなくバイクの写真を撮ってくれる。
信じられないほど大量の夕飯と、温泉と、アルコールで一人旅を満喫した。
久しぶりに畳に敷いた布団で寝たけど、普通に体が痛くなったね。
ベッドじゃないと眠れなくなっている。
帰りは有料道路と高速道路を惜しみなく使ってさっさと帰宅。
行きに3時間くらいかかった道が、1時間ちょっとで帰ってこれる。
高速道路、あまりにも便利すぎる。
ちなみに、実はバイクで高速に乗ったのは今回が初めて。
やっぱり155ccだからスピードが出しにくいというのもあるし、ネイキッドバイクで風がやばいので80キロくらいで巡行するのがちょうどよい。
ETCが無いので都内のバカ高い高速には乗れないけど、東名くらいだったら今後も使ってもいいかな。
まあ、高速に乗るとなるといよいよ車に乗り換えたいという気持ちはどんどん高まるんだけど。
本来の予定がキャンセルされてしまって残念ではあったけど、バイクを満喫することができたので良い連休だった。