お盆明けの月曜日の便で、アブダビに戻ってきた。
10時間を超えるフライトは、2往復目にしてはやくも、正直もういいよ…という気持ち。
Audibleを聞きながら、たまに集中して内容を理解して、それ以外は子守唄にして眠って、というのを繰り返して、やっと5時間経ってるのをみて絶望したり。
たまにフライトパスを眺めて、まじで一生中国の上空におるやん、みたいな気持ちになってた。
日本からアブダビへの便は、乗客の殆どが乗り継ぎゲートに移動していく。
そのまま到着ロビーに移動する人はあんまりいなくて、このあたりに用事がある人ってのは、住んでる人くらいしかいないのかもなあと思った。
まあ、観光ならドバイに行くだろうし、そんなもんか。
日本に滞在している間に、アブダビの暑さのピークは過ぎたっぽい。
まだ日中は40度を超えるけど、湿度がずいぶん下がって、ただただ日差しが暑いだけになってる。
大学の人と話してても、crazyな季節は終わりつつあるという意見だった。よかった。
日本と比べると、アブダビのほうが外を歩いてる時間が短いので、全然日本のほうが厳しい。
下手に道を知ってるから、貧乏性で頑張って歩いちゃうってのもあるのかもな。
Audibleで小説を聞き始めた。
音声で小説を聞くというのが、どうしても抵抗感があったので、最初は読んだことがある本を聴くことにした。
小学生の頃にハードカバーで読んでいた精霊の守り人を選んだんだけど、予想に反してかなり良い体験だった。
内容もすらすら頭に入ってくるし、家事とかしながら聞けるし、しっかり聞きたいときは目を瞑っていろいろ考えられるし、良い。
小学生の頃はチャグム王子っていう少年の目線で読んでいたけど、大人になって読むと全然違う目線の高さで楽しめた。
小学生高学年の頃には、あまりにも自分ごと過ぎて理解できていなかった、思春期のぼんやりした不安定さとかが、実はしっかり書かれていて、すごいなあと思った。
守り人シリーズは全部Audibleにあるようなので、時間をかけて全部きいてもいいなあ。
2作目の闇の守り人までは聞いたので、半年くらいで全部聞けるかな。
日本に戻る前に、Switchでレナティスっていうゲームを予約購入してた。
渋谷を舞台にした魔法アクションって感じのゲームで面白そうだったんだけど、日本にいる間はプレイできてなかった。
アブダビに戻って少し時間ができたので進めてみたんだけど、ちょっと自分には合わなかった。
これまでのゲームの嗜好から考えるに、自分はどうもプレイヤーに感情移入できないと、モチベーションが保てないっぽい。
自分が理解できない理由でプレイヤーが怒って暴れたりしてると、何…?という気持ちが強くなってやる気が消え去ってしまう。
そういう視点だと、主人公が記憶喪失だったり、初めて旅に出る無垢な子どもだったりすると、同じ視点で物語を楽しめるので良いんだと思う(主人公にとって初めての経験が、自分にとっても初めての経験なので感情移入し易い)。
一方で、レナティスみたいに主人公がすでに何か強い意志を持ってなにかに取り組んでるような状況だと、気持ちが入りにくいんだろうなあ。
五時間くらいやったけど、結局モチベーションが保てずに離脱してしまった。
同じSwitchのゲームだと、パワプロ2024は栄冠ナインを楽しみにしてた。
が、なんかバランス調整が大味らしくて、アプデが予告されていたのでプレイせずに待っていた。
やっと調整が入ったらしいので始めてみた。
たしかにこれまでに比べると、(バランス調整が入ってるのを考えても)難しめだと思う。
前作は適当にぽちぽち育成してても勝てた気がするんだけど、今回は結構真面目にステータスを選んで選手を育てないといけなさそう。それはそれで楽しい気がする。
そういえば、お盆期間中ほとんど英語を喋ってなかったので、すっかり忘れちゃったかと思ってた。
帰って同僚と話してみると、むしろ日本に戻る前よりもスルスル話せてるような実感があった。
ずっと英語喋ってなくて欲求が溜まっていたのか、自分の中での英語のハードル(自分はこれくらい話せるはず、という理想)が下がって、満足したのか。たぶん後者かなあ。
実は日本にいる間、アブダビの学食が食べたくて仕方がなかった。
名前はわからないんだけど、何らかの味がついた米(ジャスミンライスみたいなやつ)になんらかのルー(シチューみたいなやつ)をかけた食事が、すごく食べたかった。
アブダビにいたら日本食が食べたいし、日本にいたらアブダビで食べた食事が欲しくなるし、変な体になりかけてる。