2024/05/27-06/02

今週から海外に滞在する。
成田からアブダビへの直行便は、現地の0時前くらいにつく一本しかないので、おのずとこの便に乗ることになる。
飛行機はあんまり眠れなくて、名探偵ピカチュウを見ながらうとうとして、乱気流で気持ち悪くなって見るのをやめて、またipadでゲームして乱気流で気持ち悪くなってやめて、というのを繰り返してた。
中国上空っていつも揺れるイメージがあるんだよなあ。

0時ごろに現地に到着して、まず思ったのは夜とは思えないくらい暑いということ。
機内が寒くてパーカーを羽織ってたんだけど、すぐに脱いだ。この時期の夜はだいたい30度くらいらしい。

VISAの書類手続きの関係で、入国審査は有人のゲートを通る必要があった。
この審査官がまた適当な感じで、右手でスマホをいじって動画を流しつつ、左手でパスポートを開いたりスタンプ押したり、外国~って感じだった。

出国ゲートを出た後は、現地で使う用の携帯のSIMカードの売り場を探してうろうろした。
アブダビに住んでいる日本人(今後の同僚)がEtisalatというキャリアをお勧めしてたので、このキャリアのSIMカード売り場を探していたんだけど、最初に出た方の入国ゲートとは反対側に売り場があって見つかりにくかった。
無事SIMカードをゲットして、タクシーに乗り込んでホテルへ移動。
20分くらい、空港からホテルまでの道を窓から眺めてると、夜は本当に暗い。
もっとビルとかあるイメージだったけど、今後自分が生活する地域はビルがある地帯からはちょっと離れた田舎で、団地が広がってる場所らしい。
明るくなってから分かったんだけど、このあたりは家どころか何もないバカでかい更地ばっかりだった。
住宅が密集してるブロックと、まったく何もない更地のブロックが交互にある、みたいな感じで、絶賛開発中という感じ。

ホテルに着いたのは0:30くらいで、飛行機で眠れなかったぶん朝まで熟睡した。
日本との時差は五時間で、これくらいなら飛行機で熟睡しないようにして、こっちについてから一眠りすれば時差ボケがすぐに修正される。これはいいぞ。

ホテルはかなりいい場所で、転職先の大学側で最初の2週間の宿泊を負担してくれる。
最初の2週間をつかって、Emirates IDっていうマイナンバーカードみたいなやつを申請する。
このカードがないと、銀行もまともに使えないし、家も借りれないし、というかんじで何もできない。
だいたいカードの発行までに2週間くらいかかるから、大学がその期間の宿を手配してくれてるという感じ。
でも、2週間でカードが発行されて、そのあと家を確保したりするから、どう考えても二週間じゃ足りないよな。
(という不満は、この大学に移動してきたいろんな人たちが口にしている)
まあ、延泊してもいいと上司にあたる先生から言われているので、精神的には余裕がある。

滞在一週間目は、近辺のショッピングモールをうろうろしてみたり、大学に行って事務方に挨拶したり、大学にいる日本人コミュニティに挨拶したりしていた。
現地で使えるアプリを教えてもらったり、家を借りるために必要なステップを教えてもらったり、いかに効率よく生活環境を整えるかという部分で知恵を貸してもらった。
知り合いとか日本人が誰もいないような海外の環境にいくのは気が引けるけど、今回はそこそこ日本人の知り合いがいる環境なので、何とか助けられつつ頑張れている。

こっちはショッピングモールが唯一の娯楽って感じで、なんというか、奈良に住んでいたころに休日はイオンに行くみたいな生活だったのを思い出した。
修士課程は合宿みたいな感じだったけど、アブダビも合宿って感じになりそうだな。
僕は合宿みたいな修士時代が結構好きだったので、ここもそれなりに楽しめると思う。

Emirates IDを取得するためには健康診断を受ける必要があって、大学から車で10分くらいの場所にある入国者用の検査センターみたいなところで胸部X線と血液検査をした。
海外で採血されるの怖え~って感じだったし、実際に「え、そこに刺すの?」みたいな場所から採血されてちょっと痛かった。
採血終わったら、さっさと出ていけみたいな感じで、ろくに採血部分の押圧もできず、しばらくアザになってしまった。いやすぎ。

Emirates IDの申請前でも、銀行口座を開くことはできた。
大学が紹介してくれた銀行員に連絡すると、ホテルまで来てくれて、身分証とか雇用契約書とかを確認したのちに、ささっと口座を開いてくれた。
まだキャッシュカードもEmirates IDもないから口座を使うことはできないけど、開設までは早くて助かる。

こっちに来てから最初の土日は、家を探していた。
一か月程度で家を借りて引っ越しを完了しないといけないので、できるだけ早く行動しないといけない。
日本でいうSUUMOみたいなサービスで気になる物件を見つけて、Agentに直接連絡を取って内見させてもらう。
大学のすぐ隣にある物件は、歩いて10分くらいで職場につくので交通費の節約になる。
が、ちょっと古くて、あまり評判も良くない。
あと、近いとはいえ、外はあまりにも暑すぎて10分も外を歩きたくない。
大学から少し離れた物件は、新しくて周囲の雰囲気も良い。が、少し遠いのに出勤のたびにタクシー代(or 車を買うなら車代とか維持費)がかかる。
どっちにしようかな~と悩み中。

アブダビに来て驚いたのは、自分を含めて外国人が多すぎるということ。
物件を紹介してくれたエージェントも、お店で働いてる人たちも、みんな現地人というよりは外国人という感じ。
体感、7割は外国人にみえる。
自分を含めて、お互いに50点くらいの英語でやり取りしていて、よく社会が成り立ってるなあと思ってしまう。
面白い場所だ。

こっちの移動は、車を持ってない場合は基本的にタクシーになる。
タクシーはUberみたいな個人が自分の車でやってるパターンと、一般的なタクシー会社みたいな感じで運営されてるタクシーの二種類がある。
前者の方が高くて、後者の方が安い。
ただ、後者の方は車がちょっとボロいし、信じられないくらい運転が荒い。
悪いことにこの地域にはラウンドアバウト(環状交差点)がたくさんあって、えげつないスピードでぐるっとラウンドアバウトを回るので、すぐに酔ってしまう。
大通りだと、横断歩道の前にバンプがあったりして、加減速の頻度も高いし、すぐに車酔いする。厳しい。
タクシーがいやすぎるから車を買う、という選択は十分にあるなと思った。

一週間過ごしてみて、アブダビの印象はどんな感じかと言われたら、外がクソ暑い以外の言葉が出てこない。
町並みはきれいなんだけど、夏本番前のこの時期ですら昼は40度を超える日も多い。
なので、外には人はいなくて、みんな屋内で運動したり遊んだりしている。
アブダビは治安がいいといわれているけど、確かに外を歩くことができないから、セキュリティの目が届く範囲でしか活動できないし、悪さもできないわなって感じ。
屋内はいろんなところに警備員がいて、頼もしい。

睡眠の質を調べてみようと思って、ポケモンスリープをインストールしてみた。
目覚まし機能とか睡眠分析機能はすごくいいんだけど、いかんせんポケモンに関するゲーム部分が面倒くさい。
スマホのゲームがもともと好きじゃないので、ぽちぽち木の実とかを集めるのもモチベーションにつながらない。
普通の睡眠分析アプリでいいかなあ。

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