日本で年末年始を過ごしていた。
やっぱり日本の冬は寒くて、外に出れば冷え込むし、夜も布団をしっかり被らないと寒くて起きてしまう。
あと、乾燥がすごいね。
毎年冬は内ももが痒くなってしまうんだけど、アブダビにいる間は全くそんな症状なかった。
でも日本に戻って数日過ごしただけで、足が痒くて仕方ない。
すぐにドラッグストアで保湿クリームとあわさったタイプのかゆみ止めを買ってきた。
冬は副鼻腔炎が出たり乾燥で痒みが出たり、あまり快適に過ごせるシーズンじゃないな。
虫がいないのは素晴らしいところなんだけど。
滞在期間中は、妻が日本で住んでいるワンルームマンションで過ごさせてもらってる。
やっぱり大人が二人で生活するには十分な大きさではないんだけど、数週間の短期滞在なので非日常イベントとして楽しめる。
これまでは年末年始を実家で過ごしていたけれど、これからは妻と一緒に年をこすことのほうが多くなるんだろうなあ、としみじみしていた。
2024年は色々と人生が変わってばたばたしたけれども、少しずつ新しい生活に馴染んでいければ良いな。
元旦は近所にある小さな神社に初詣に行ったり、元旦からやってるデパ地下でたらふくお惣菜を買ってみたり、全然お店が開いてない商業施設を散歩したりと、緩やかに過ごした。
あと、滞在しているエリアは箱根駅伝のルートがすぐ近くなので、時間に合わせて道路に出て、出身大学をわーっと一瞬応援したりしていた。
みんな足が速い。
三が日中に一泊だけ、夫婦お互いの実家にそれぞれ帰省した。
お正月のご挨拶のために二人揃って出向くみたいなイベントは、できるだけやらないようにしたいねという話をしていて、単身気ままに帰省。
実家でもだらだらと食べたり転がったりして過ごしていた。
実家に戻ってぼんやり布団にくるまってると、アブダビに移住していたり、結婚したり、そういう人生の激動が全部夢だったんじゃないかみたいな、そういう不思議な感覚に包まれた。
それくらい色々なことが起こりすぎていて、頭がつかれてしまっている気がする。
この日本滞在の期間中に、結婚式で使えるスナップショットみたいなのを撮りたいねという相談をしていた。
そこでカメラマンに連絡して、近所の公園で一時間くらい写真を撮ってもらった。
海が近い公園だったからちょっと寒かったし風も強かったんだけど、自然な感じに笑ってる写真をたくさん撮ってもらえて満足。
本当は10月頃にUAEでこういう写真を撮ってもらおうと画策してたんだけど、ちょっと予定が厳しくて流れてしまったんだよね。
違う形ではあるけど、ひとつ思い出になる写真を撮ることができてよかった。