2023/03/13-03/19

沖縄で開催されている某学会にずっといた。
会社員として参加してる関係上、発表をぶらぶら見て回ったり、ちょっと会場付近を散歩したり、みたいなことができなかったのが残念。
まあ、社会人ってこういうもんだよな。
かわりに、学生たちにたくさん楽しんでくれ~とエールを送るオジサンになっていた。

コロナの影響で、2019年以来オフラインでの学会参加はほとんどなかった。
去年の秋ごろにようやくオフラインの国際学会に参加できていて、今回は久しぶりにオフライン開催された国内学会への参加。
国際学会も楽しいけど、国内学会は知り合いだらけなのでまた別の楽しみがある。
オンライン期間中に名前とか声だけ認識していた人たちと、初めて顔を合わせてコンニチハするのは刺激的で良かった。

オンラインとは違って、ふらっと人に出会って、なんとなく今後一緒に研究していきましょうとか、こんな研究どうですか?とか、うちの会社来ませんか?みたいな交流が生まれるのも良い。
オンラインの開催だと、例えばポスター発表を聞きに行っても、研究内容について会話する程度で終わりになってしまう。
オフラインだと、発表前後の時間に発表者を捕まえて、研究内容の周辺話(モチベーションとか、失敗話とか)も聞ける。
最近の人生についても話を聞けたりするのでお得感がすごい。
こういう機会はやっぱり必要だし、今後もしっかり活用していかないと損だなと思った。

学生の頃には、会社に所属しながら学会で発表したり、スポンサー業務をしたりしている人をカッコいいと思ってた。
今回、そういった立場でオフライン開催の学会に参加できたのはとても幸運だと思う。
自分が動くさまを見て、また下の代の学生が企業で研究する姿に憧れてくれると良いなと思う。
まあ、僕はあくまでもファーストキャリアとしてこの会社にいるだけだから、いつまで企業人してるか分からないけど。
研究をするのに、必ずしもアカデミアにいる必要が無いというのは、僕自身がこの一年間で学んだことだし、学生にも伝えたいこと。
あとは、社内で好き勝手研究する環境を自分で整えていかないとな。

学会期間中は、基本的に毎晩飲み歩くことになる。
数年ぶりに会った人たちばかりだし、ぜひ話をしてみたい人たちばかりでもある。
この機会を逃すとまた一年間挨拶できなかったりするから、必死で人を捕まえて飲みに行ったりしてた。
正直言って、20代後半の体をもってしてもしんどい。
それでも、朝ちゃんと起きて会場に出向くようになったのは、社会人としての緊張感のおかげかな。
学生の頃は、しっかり午前中爆睡してたと思う。

同じ分野で、同じテーマで研究して論文を出し続けてると、名前だけは知られるようになる。
今回のオフライン学会で、いろんな学生さんに名前を知られていることを初めて認知した。
「あの論文を書いたXXさんですよね、話せて光栄です!」みたいなことを、知らない学生さんに言われたりすることが何度もあって、オゥッみたいな反応してた。
ありがたいような、恥ずかしいような、恐ろしいような、なんかそんな感じ。
でもよく自分の過去を振り返ってみると、「○○先生の論文がとても好きで、ぜひ話したいと思ってました!」みたいなことを言っていたので、そんなもんなのかもしれない。
その時の先生も、オウッみたいな反応してたし、これがずっと続くんだろうな。

学会最終日は、年が近い人たち数人と夜の海辺で缶ビールを飲んで駄弁っていた。
行きたかったお店にことごとく断られた結果、仕方なく真っ暗な海を見ながら(というか、風だけを感じながら)飲んでたんだけど、案外こういう時間の方が思い出になるんだよな。
ステーキとか、沖縄そばとか、ラフテーとか、沖縄らしいものを食べながら飲んだり、話したりしたけど、沖縄の海を感じながら缶ビールを飲んでた時間が一番沖縄らしい時間の過ごし方だったかもしれない。

学生の頃は、現地開催の学会に行っていろんな話を聞いて「よし、これからも頑張るぞ!」と闘志を燃やしていた。
今は、自分は勉強不足だなあと痛感する割合の方が多く、ずいぶん謙虚になったと思う。
最後に国内で対面発表をしたのが2019年なので、3~4年分の自分の成長というか、老化というか、そういうものを一気に感じてしまった。
発表も随分とこなれてしまって、「この発表を楽しめるなら、~~さんの発表も近いから聞いたほうが良いですよ!そっちにもいきましょう!」みたいなかんじで、ほかの学生さんの発表に聴衆を誘導したりできてしまう。
僕の中にいる僕はもっと学生っぽくて、あたふたしながら発表したりしてるはずなんだけど、ずいぶんと成長してしまったな。
嬉しさというよりは、驚きとか寂しさみたいなものの方が不思議と大きい。
こうやって人はおじさんになっていくんだろうか。

会社の方針で、出張にレンタカーを使うことが原則禁止になっている。
だけど、無理やりにでもレンタカーを借りればよかったなと思うくらいいい場所だった。
沖縄の海沿いをドライブしたら、めちゃくちゃ気持ちいいんだろうな。
バイクを借りてちょっと走り回るのも良いかもしれない。
またいつか、タイミングがあればやってみよう。

学会は大体1週間くらい開催されるので、そのくらい同じ場所に滞在する。
そうすると、どんなにいい場所で開催されたとしても、最後の方は「もういいよ早く帰らせてくれ」という気分になる。
フィレンツェのときも、慶州のときもそうだったし、今回もそう。
飛行機に乗るころには「やっと帰れるわ」という気分になってる。
ホームシックを考えると、旅行って一週間くらいが限度なんだろうな。

そういえば、今回の飛行機はかなり前の方の席が予約できた。
というのもJALのclass-Jというクラスが普通席と同じ値段になるキャンペーンがあって、うまいこと予約できたから。
ファーストクラスの席のほぼ真後ろだったんだけど、こんなに前の方に乗るのは初めて。
そして前の方って全然揺れないんだなという発見があった。
離陸も、着陸も、ちょっと気流が乱れてる時も、やべ~~~っていうような揺れは感じなかった。
(翼の近くとか特に、バリバリ音が鳴って壊れるんじゃないかって思ったりする)
ファーストクラスは、意味があってあの場所なんだな。
いつか乗ってみたいもんだわ。

沖縄の気温は大体22度くらいだったけど、返ってきた神奈川は9度。
風邪ひいてしまいそうなくらい差がある。
まだまだ集団感染のリスクもあるし、帰宅後しばらくは安静にしてようと思う。
無理して体調崩して、免疫なくしてそのままコロナ罹患とか嫌だし。

これまで上顎だけに器具をつけてた歯列矯正だけど、ついに下顎にもワイヤーが通った。
初めて上顎にワイヤーを通したときは痛くて涙が出るほどだったけど、下はどうだろう。
今のところあんまり痛みはないけど、時間が経つごとに痛くなっていくんだろうな。
またしばらくは、うどんすら噛めない生活を送ることになるんだろうか。
端的に言って嫌である。

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